介護職の離職率
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介護職の離職率

介護職の担っている役割の重さから離職率が高いのではないかとうイメージがあります。実際のところ離職率はどうなのでしょうか。

全職種と比較しても同水準

厚生労働省の令和元年の雇用動向調査では離職率が15.6%であったのに対して、令和2年の同調査では14.2%でした、離職率は低下していることがわかります。また全職種と比較しても同等程度の水準になりました。介護職の離職率はそれほど高くないことがわかります。

離職率の低下を促したもの

まず1つは、国からの手厚い支援があることがあげられます。介護職に就いた人や再就職した人に対して支援金の支給を積極的におこなっています。また介護職に従事している人が継続して働くことによって、賃金が上がる仕組みがあります。もう1つは、安定しているということです。介護職である限り仕事があるという現状が離職率の低下を後押ししています。

離職率はどんどんと改善されていく

日本の高齢化社会はこれからますます進んでいきます。必要とされるのが介護職です。すると待遇は当然のことながら良くなっていき、従業員ファーストへと待遇が変わり、ますます働きやすい環境へと変化します。そのため離職率は改善されていくでしょう。